コミュニケーションスキルや管理能力が必要

システムエンジニアのリーダーとなるためには、様々なスキルが求められます。

例えば、クライアントのわがままな要求に対して冷静に対応するコミュニケーション能力が挙げられます。クライアントは時に、予算に見合わない機能の追加を要求したり納期を求めたりするものです。
そこで瞬時に工数とコストをはじき出して、それが適切なものかどうかをきちんと提案することが必要となります。
ただクライアントの要望を受け入れるだけでは、プロジェクトに関わるメンバーに無理を強いることになります。

そのような要望が後になって出てこないよう、最初の仕様書をまとめる段階で十分にヒアリングを行うスキルも必要です。クライアント自身が忘れている、あるいは気づかないようなことを引き出す能力が求められます。

そして、チームのメンバーをまとめる能力が大切です。
最初からある程度の余裕を持たせたスケジュールを組めれば良いのですが、ぎりぎりの人員で取り組まなければならない案件もあります。そこで1人も脱落することなく、上手く叱咤激励しながらスケジュール通りに作業を進めることが必要になります。
そのためにはメンバーそれぞれと向き合い、その管理を行うと共に人員と工数、納期をコントロールする能力が求められます。
こうした高度な管理能力が、システムエンジニアのリーダーには必要になります。

そして、イレギュラーな事態に柔軟に対応するスキルも大切です。

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